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2024年3月30日
冒険・サスペンス

冒険・サスペンス

山田正紀の「冒険・サスペンス」ジャンルの作品一覧ページです。


カテゴリ分析

山田正紀ファンと言っても今や、SF のファン、ミステリのファン、冒険小説のファンと細分化されているのではないかと思います。 特に初期からの読者は、この冒険小説ジャンルのファンが結構の比率を占めているのではないかと思っています。 それぐらい、このジャンルの作品はインパクトがあったのです。その中でもゲーム要素を根底にしたものが人気があるのではないでしょうか。 私も SFと同程度には冒険小説ジャンルにはすっかりやられた口です。 世代的には、内藤陳や池上次郎にはお世話になったからとにかく読み漁りました。あ、石上三登志もいたなあ。 ただし、私の好みは本場イギリス系の本格的な冒険小説でした。 例えば、旧サイトで公開していたベストテンは以下のようなものでした(結局根付くことはなかった、「ネオ・エンタテインメント」いわゆる面白小説という括りです)。

20世紀限定マイベスト(海外編)

  1. 「羊たちの沈黙」トマス・ハリ
  2. 「北壁の死闘」ボブ・ラングレー
  3. 「針の眼」ケン・フォレット
  4. 「鷲は舞い降りた」ジャック・ヒギンズ
  5. 「高い砦」デズモンド・バグリィ
  6. 「シャドー81」ルシアン・ネイハム
  7. 「地球幼年期の終わり」アーサー・C・クラーク
  8. 「さむけ」ロス・マクドナルド
  9. 「虎よ、虎よ!」アルフレッド・ベスター
  10. 「アンドロメダ病原体」マイクル・クライトン
  11. 「スタンド・バイ・ミー」スティーヴン・キング

いかがでしょうか。こういう嗜好性の私でも山田正紀の冒険・サスペンス小説には強烈に惹かれるのです。

一方に重厚なイギリスの冒険小説があれば、もう一方には軽快なアメリカの冒険小説があり、幸か不幸か、ぼくが描きたいのは後者の方なのです。

-- 「50億ドルの遺産」あとがきより

こう公言されている氏ですが、やはりここでも、確立されたフォーマットではなく何か違うものを恐れることなくものしたいというチャレンジャーな意志を感じます。

また、「冒険小説」とひとくくりにした中でも、

  • ゲーム性を前面に押し出したもの
  • クライムノベル
  • サスペンス
  • ハードボイルド
  • アクション

と、とにかく何でもものしています。

カテゴリ分類

ゲーム/謀略

クライム/サスペンス/ハードボイルド

  • 裏切りの果実
  • 宿命の女
  • たまらなく孤独で、熱い街
  • 鏡の殺意
  • 赤い矢の女
  • 愛しても、獣
  • おとり捜査官
  • 氷雨
  • ロシアン・ルーレット
  • SAKURA 六方面喪失課
  • 篠婆 骨の街の殺人
  • 復活するはわれにあり

アクション

  • 破壊軍団
  • 超人軍団
  • 幽霊軍団
  • 七面鳥危機一発

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